ラジコンのメンテナンスを始めようと思っても、「何から手を付けるべき?」「どこまで整備すればいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、ラジコンのメンテナンス方法についてまとめて解説。基本的なメンテナンス手順やおすすめのメンテナンス頻度、そして初心者が特につまずきやすい注意点まで、ひとつひとつ丁寧にお伝えします。
RC初心者の方はもちろん、大切な愛車・愛機で長く遊びたい方も、ぜひ参考としてご覧ください。
ラジコンのメンテナンスを行うメリット
ラジコンにはRCカー・バギー・戦車・飛行機など、さまざまな種類がありますが、どのモデルでも共通して言えるのは、定期的なメンテナンスで本来の性能を長く維持できるということです。
逆にメンテナンスを怠ると、パーツの消耗や不具合が進んでしまい、走行中のトラブルや突然の故障に繋がることも。特にオフロードモデルは砂・ホコリ・草・水分などの影響を受けやすく、たった数回の走行でも内部に汚れが溜まりやすいため、よりこまめなケアが欠かせません。
さらに、メンテナンスには性能維持以外にも多くのメリットがあります。代表的なものを以下にまとめましたのでご覧ください。
【ラジコンのメンテナンスを行うメリット】
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「こまめな点検や清掃は少し面倒」という声も少なくありませんが、日々のメンテナンスはラジコンの快適さ・安全性・長寿命を支える大切な習慣のひとつです。
ラジコンの状態を把握しながら長く楽しむためにも、「遊んだらメンテナンスを行う」という習慣を身に付けておきましょう。
ラジコンのメンテナンスの基本的な手順

ここからは、ラジコンのメンテナンスの基本的な手順について、順を追ってわかりやすく解説します。
なお、説明はオフロードタイプのラジコンカーを基準としていますが、「清掃→点検→調整」というメンテナンスの流れ自体は、どのジャンルのラジコンでも大きく変わりません。ご自身が所有しているモデルに合わせて、ご紹介する内容を応用しながら取り入れてみてください。
【ラジコンのメンテナンスの基本的な手順】
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手順1:メンテナンスに必要な道具を準備する
まずは、ラジコンのメンテナンスを行う前の準備として、必要な道具を揃えておきましょう。
使用する主な道具は以下の通りです。
【ラジコンのメンテナンスに必要な道具】
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これらの道具が揃っていれば、ほとんどの基本メンテナンスは対応可能です。
もし上記の道具が手元にない場合は、代用できるものを使用しても問題ありません。ただし、ラジコンを傷つけるような道具や薬品の使用は避けたほうが賢明です。
特にプラスチックパーツは傷や溶剤に弱いため、柔らかい素材の道具を使ったり刺激の強いクリーナーは避けたりするなど、慎重な取り扱いを心がけましょう。
手順2:ボディやシャーシの掃除を行う
道具が揃ったら、ラジコンの掃除から始めます。以下にまとめた清掃方法を参考に、ボディやシャーシに付着した汚れをしっかり取り除き、全体を清潔な状態にしましょう。
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なお、サーキット走行やオンロード走行のみなど、砂やホコリ以外の大きな汚れが付きにくいマシンは、ここで紹介したような徹底した清掃を毎回行う必要はありません。走行環境や汚れ具合に合わせて、無理のない範囲で清掃を行うことが大切です。
手順3:タイヤ・ホイールまわりを確認する
ここからは、ラジコンの走行性能に大きく関わる「点検作業」です。まずは、走行時の直進性やグリップ力に直接影響するタイヤとホイールの状態をチェックしましょう。
主な点検項目は以下の通りです。
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特にRCカーの場合は、タイヤの状態が走行の質を大きく左右します。遊んだ後だけではなく、走行前にも軽くチェックしておくとトラブルを予防できるでしょう。
手順4:ネジの緩みを確認する
次は、ラジコン各部に使用されているネジの緩みを点検します。
ラジコンは走行中に常に振動を受けているため、ネジが少しずつ緩むのは避けられません。放置すると、パーツ脱落・走行不良・思わぬ故障の原因になりかねないため、以下の手順での定期的なチェックが大切です。
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手順5:ベアリング・駆動系を点検する
続いて、走行性能に直結するベアリングや駆動系の点検を行います。
ベアリングや駆動系のパーツに不具合があると、「走りが重い」「スピードが出ない」「異音がする」といった症状が現れ、快適な走行ができなくなります。以下を参考に、定期的に状態を確認しておきましょう。
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手順6:モーター・配線・バッテリーを確認する
ラジコンのモーター・配線・バッテリーの点検も欠かせません。
これらの不具合は動作不良に限らず、発熱やショート、最悪の場合は発火のリスクにも繋がるため、特に丁寧に確認を行ってください。点検すべき内容は以下の通りです。
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手順7:再組立を行う
最後に、分解したラジコンを元通りに組み立てれば、メンテナンス作業は完了です。パーツの付け忘れやネジの締め忘れがないよう、落ち着いてひとつずつ確実に組み戻していきましょう。
なお、ここまでご紹介した手順3~手順6にあたる「ラジコンの点検・調整作業」は、毎回の走行ごとに必ず実施する必要はありません。
次項で、各メンテナンス作業の目安となるおすすめ頻度をまとめていますので、ご自身のマシンに合ったメンテナンスサイクルを見つけてみてください。
ラジコンのメンテナンスにおけるおすすめの頻度
ラジコンのメンテナンス頻度は、オンロード・オフロードといった使用環境や走行スタイルによって多少は変わるものの、基本的には汚れたらすぐに行うことが大切です。
とはいえ、走行のたびに分解して細部までメンテナンスするのは手間がかかりますよね。
そこで、以下にメンテナンス内容ごとのおすすめ頻度をまとめました。使用環境やラジコンの状態に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてください。
| 清掃・目視点検 | 遊んだ際は毎回 |
| 各部の点検・増し締め | 遊んだ際は毎回もしくは数回の走行ごと |
| 駆動系のグリスアップ・注油 | 数回の走行ごと、異音がするとき |
| モーター・バッテリーなどの点検 | 数回の走行ごと |
関連記事:ラジコンの掃除方法まとめ|日々のメンテナンス法や走行後のお手入れ方法も
ラジコンのメンテナンスを行う際の注意点

ラジコンを安全かつ快適に使用し続けるためには、メンテナンスの基本的な手順だけではなく、注意すべきポイントを理解しておくことも重要です。
ここからは、特に気を付けたい注意点を3つに分けて、わかりやすくご紹介します。
【ラジコンのメンテナンスを行う際の注意点】
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注意点1:ネジの締めすぎは破損の原因になる
ラジコンのネジを必要以上に強く締めてしまうと、パーツの破損やネジ穴の劣化に繋がる恐れがあります。
特に樹脂パーツは強度が高くないため、過度な力が加わるとひび割れや破損が起きやすい素材です。また、金属パーツであっても、締めすぎによってネジ穴が潰れてしまうことがあるため、細心の注意が必要です。
ネジは、しっかり固定される程度の適正なトルクで締めることを意識しましょう。どうしても緩みが気になる場合は、力任せに締めるのではなく、ネジロック剤を併用するのが安全です。
注意点2:砂や泥を付けたまま走行を続けない
ラジコンに砂や泥が付着した際は、早めに掃除するようにしましょう。
砂や泥などの異物がギア・シャフト・ベアリングといった可動部に入り込むと、摩擦が増えたり動きが悪くなったりして、パーツの寿命が急激に短くなることがあります。特にオフロードカーは泥や小石を巻き上げやすいため、早めの清掃が欠かせません。
走行後は砂や泥をできるだけ早く落とし、必要に応じてギア周りや足回りの分解清掃も行うと、思わぬトラブルを未然に防ぎやすくなります。
注意点3:バッテリーの膨らみ・発熱を無視しない
バッテリーの膨らみや異常な発熱は、重大なトラブルのサインです。決してそのまま使い続けてはいけません。
特にリポバッテリーは取り扱いを誤ると発火の危険があり、異常が出たまま使用すると大事故に繋がる可能性があります。異変を感じた時点で直ちに使用を中止し、交換または適切な方法で廃棄してください。
なお、膨らんだバッテリーを廃棄する際は、絶対に家庭ごみに混ぜないでください。思わぬ爆発や火災の原因になる恐れがあるため、必ず自治体のルールに従って安全に処分するようにしましょう。
関連記事:ラジコンの処分方法とは?正しい捨て方や注意点、買取に出す際のポイントも
買取前に行うべきラジコンのメンテナンスは?
最後に、ラジコン買取専門店「のりもの本舗」が、買取前に行っておくと評価が上がりやすいメンテナンスポイントをご紹介します。
使わなくなったラジコンを買取に出す際は、外観の清掃や基本的な動作チェックをしておくことで、査定額が大きく変わることがあります。そのため、少しでも価値を付けたい場合は、買取前に以下のような簡単なメンテナンスを行っておくのがおすすめです。
【買取前に行うと評価が上がりやすいメンテナンス】
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これらは数分~数十分でできる簡単な作業ですが、査定額に影響することがほとんど。「少しでも高く売りたい」と考えるなら、買取前に最終メンテナンスとして実施しておくと良いでしょう。
また、カスタムパーツを取り付けている場合は、純正パーツに戻しておくのが理想です。基本的にラジコンは純正の状態のほうが評価が高くなるため、可能な限り購入時の状態に近づけて買取に出すことをおすすめします。
なお、当店の買取では外観の美しさを特に重視しています。当店へ買取に出す際は、ボディやシャーシの清掃といった見た目のメンテナンスを丁寧に行っておくと、高評価に繋がりやすくなります。
ただし、買取基準は買取業者ごとに異なります。「走行性能を重視」「カスタム品を評価」など基準はさまざまですので、事前に各店舗の傾向を確認しておくと安心です。
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